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米朝首脳会談再開のサイン?2回目の南北首脳会談の結果は?

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米朝首脳会談が中止になったニュースが流れたと思ったら、今度は再開もあり、とささやかれています。


そんな中で行われた、2度めの南北首脳会談。

2度めの南北首脳会談



す、すごい笑顔。

韓国も北朝鮮も何かしら収穫があったのでしょうか。


この南北首脳会談は慌ただしく行われたため、もしかしたら再開というのは現実のものになるかも?
という期待感も生まれてたのではないでしょうか。


ところで2回目の南北首脳会談では、どんなことが話し合われたのでしょうか。


結果が気になりますが、まずは2度めの南北首脳会談について見てみましょう~。



5月26日、2度めの南北首脳会談が開かれる

南北首脳会談5月26日
出典


2018年5月26日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、2度めの南北会談を行いました。

行われた場所は、板門店。

板門店は南北の軍事境界線上にありますが、今回は北朝鮮側にある施設、「統一閣」でで行われたということです。


【板門店】
板門店の地図
出典


【統一閣】
統一閣
出典


会談の焦点は、もちろん「米朝首脳会談の再開」。


そして、会談後文大統領は記者会見を開いて、会談の結果を報告しました。


その要旨についてはこちらの記事でまとめられてますが

南北首脳会談:文在寅韓国大統領の記者会見(要旨) - 毎日新聞南北首脳会談:文在寅韓国大統領の記者会見(要旨) – 毎日新聞 


更に簡単にまとめてみます。

○2度めの会談は、金委員長からの申し出だった
○アメリカは、完全な非核化を条件に、北朝鮮に対して経済協力する意思があることを金委員長に伝えた
○米朝首脳会談の前に、十分な話し合いを設る必然性を金委員長は同意した
○金委員長は、朝鮮半島の完全な非核化と、米兆首脳会談を成功させる意志がある
○6月1日に南北閣僚級会談を開催、そこで軍事当局者会談など開催することを約束
○文大統領はアメリカに北朝鮮の意志など会談の内容を伝えた
○会談の内容を公表するのは金委員長の意志


とまあ、北朝鮮は米朝首脳会談を実現させたい意向があるということがわかりました。


この結果を見たら、今回の南北首脳会談の目的は果たせたのではないでしょうか。


文大統領と金委員長が笑顔で抱き合ってる写真がありますが、80%くらいはホントの笑顔のようですね。



米朝首脳会談再開はありえる?

米朝首脳会談再開
出典


一度中止になった米朝首脳会談ですが、再開はありえるのでしょうか。


結論から言うと、開催される可能性はかなり高いと思います。


その理由を挙げてみますね。


金委員長が南北首脳会談を要請

文大統領の記者会見で明らかになりましたが、2回目の南北首脳会談は、金委員長からの要請が始まりでした。

さらに、会談内容を公にするというのも金委員長の要望。


そして会談は終始北朝鮮は朝鮮半島の平和を願って非核化を実現する用意ができている、ということをアピールで埋め尽くされていました。


会談の結果を見ても、南北首脳会談を成功させたいという態度も見せていましたし、北朝鮮側は、米朝首脳会談の開催をかなり強く望んでいることがわかります。


喧嘩腰がトーンダウンした

トランプ政権が会談中止を伝える前、北朝鮮はアメリカに対してかなり威圧的な態度をとっていましたよね。


こちらは会談中止が報道された時に書いた記事です。

記事内では、北朝鮮の態度が中止になった要因の一つだとしていますが、どんな態度をとったのか、詳しく説明しているので参考にどうぞ。

米朝首脳会談やっぱり中止!考えられる4つの理由 | ええっ!?ジャーナル米朝首脳会談やっぱり中止!考えられる4つの理由 | ええっ!?ジャーナル 


特に北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官の態度が問題視されていましたが、中止が発表された後、北朝鮮側からは「売られた喧嘩は買う」的な反発は見られませんでした。


といより、崔外務次官の態度について言い訳するほどかなりトーンダウン。

【米朝会談中止】北の外務次官ひるんだ? 首脳会談は「切実に必要」「ずっと内心で高く評価」…トランプ氏持ち上げ懐柔 - 産経ニュース【米朝会談中止】北の外務次官ひるんだ? 首脳会談は「切実に必要」「ずっと内心で高く評価」…トランプ氏持ち上げ懐柔 – 産経ニュース 



これを見ても、米朝会談を熱望しているのは、アメリカよりも北朝鮮では、と思えてきます。



米朝間で事務レベル協議が行われる

5月28日、アメリカと北朝鮮の間で、事務レベル協議が行われていたことが明らかになりました。


これは、米朝首脳会談を調整するための話し合いと見られ、場所は南北首脳会談が行われたのと同じ、板門店にある「統一閣」でした。


協議に出席したのは、アメリカのソン・キム元駐韓大使、そして北朝鮮からは崔外務次官が出席したということです。


この協議では、アメリカ側が非核化についての具体的な方法を議論するのではと見られていますが、どんな協議が行われているかは明確にはなっていません。


トランプ大統領はツイッターで、「北朝鮮はすばらしい可能性を持っており、いつか経済大国になると本当に信じている。金正恩(キム・ジョンウン)党委員長はこのことについて賛同している。そうなるだろう!」と、ツイートしているので



協議はかなり順調に行っているのではないでしょうか。




おわりに

アメリカが北朝鮮との会談中止を発表してから現在までの流れを見ると、米朝首脳会談の再開はかなり高い確率で行われると思います。


会談が再び中止になるのも再開されるのも、やっぱり北朝鮮の態度でしょうね。


アメリカの態度は殆ど変わっていなくて、北朝鮮の態度に合わせて対応していると言った感じですから。

前回の中止も、北朝鮮の攻撃的な態度が問題視されましたからね。


今の所北朝鮮は友好的な態度を示しているので、このまま続けば再開も有り得そうです。


そうなると、次に注目するのは米朝首脳会談でどんなことが話し合われるかですよね。



アメリカは北朝鮮の完全な非核化を求めていますが、果たして北朝鮮はどう出るか。


北朝鮮が今見せている笑顔が、茶番ではないことを祈ります。


今回は、ということでした!



参考サイト:
https://www.sankei.com/world/news/180525/wor1805250034-n1.html
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180528-00000020-jnn-int
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3380202.html
http://www.bbc.com/japanese/44265654
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180528-00000033-asahi-int
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3379436.htm
https://www.sankei.com/world/news/180527/wor1805270017-n1.html
http://news.livedoor.com/article/detail/14776336/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BF%E9%96%80%E5%BA%97






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