実家の敷地から発見された遺体は、弥谷鷹仁容疑者の妻であることがわかりました。
ああ、やっぱりそうでしたか。
これは驚きませんが、容疑者が妻の殺害に関与している可能性がますます高くなりました。
弥谷容疑者はなぜ妻を殺害したのか、その動機は妻との生活に精神的に参っていたというような供述をしているということです。
また、息子に頼まれて遺体遺棄を手伝って逮捕された弥谷恵美容疑者も、息子を助けたいというのが動機と説明しているとか。
う~ん、なんか「どうしてそっちに行くのかな?」という感が否めませんが、そんなに追い詰められていたのでしょうか?
遺体の身元が判明してから、2人の容疑者の動機まで、まとめてみました。
発見された遺体は、妻と判明
弥谷鷹人容疑者は、7月18日に逮捕されました。そして、「妻の遺体を実家の敷地に埋めた」という供述どおり、実家の敷地から遺体が発見されたのですが、この時点では身元が特定できていませんでした。
それまでの事件の経緯については、こちらの記事にまとめたのでよかったら読んでみてください。
7月20日、遺体の身元が妻と特定されたと、千葉県警が発表。
鷹仁容疑者の供述通りとなりました。
なお、鷹仁容疑者は、「妻の首を絞めて殺害した」と、供述しているようですが、7月20日に行われた司法解剖では、死因は特定できていません。
弥谷鷹仁の動機
報道によりますと、妻を殺害したとして取り調べを受けている弥谷鷹仁容疑者は、「体調を崩した妻と生活することで、精神的に参っていた」
「夫婦間のことで不満があった」
「子育て上のトラブル」
「生活上のトラブルでうっぷんがたまっていた」
といったことが動機と供述しているようです。
麻衣子さんについて
麻衣子さんは、鷹仁容疑者の6歳年下で、殺された当時は30歳でした。千葉県立柏高校を卒業、東京女子大に進学、大学を卒業後、鷹仁容疑者が勤める銀行に入社しました。
そして、入社してからおよそ2年後に鷹仁容疑者と結婚。
退職した麻衣子さんは、子供が誕生するまで東京大学の研究所で事務補佐として、再び働き始めますが、子供が生まれることを機に研究所も退職。
子供が誕生したのは2016年ごろのようです。
主婦として家事と育児に奮闘していた麻衣子さんは、facebookをしていて、生前そこに日常生活のことを投稿していました。
⇒ 麻衣子さんのfacebook
ヘッダー画像に結婚式の写真を使っています。
これを見ると、少なくとも奥さんは自分の家族を大事に思っていたことがうかがえます。
現在は、内容を削除されてしまって見ることはできませんが、夫の鷹仁容疑者からもらったプレゼントを画像つきで投稿したり、子供とのお宮参りの写真をアップしていたりしていたようです。
幸せそうですね。
その反面、夫が子育てにあまり協力的でないことに不満があったらしく、自分は育児で目が回りそうなのに、「夫は飲んで帰ってきて気持ちよさそうに寝ている」と、不満をぶちまける投稿もありました。
また、
「合コンしたいことは確かだす」
「名古屋のイケメン紹介して?」
みたいな投稿もあったということで、ストレスがたまっていることを伺わせる内容も。
今まで外でバリバリ働いていた人が、家庭に入ったので、ストレスがたまってしまったのかもしれませんね。
そんな状態で、外で憂さ晴らしして帰ってきて、満足そうにしている相手を見ると腹が立つのも容易に想像できます。
私も子供が生まれて主婦業に入りましたが、慣れない育児や家事のストレスと、協力的でない夫にイライラさせられました。
「こっちはこんなに大変なのに、好きな時間に帰ってきて」
何度も衝突したこともあります。
「合コンでもして憂さ晴らししない?」と、友達に誘われて、(行かなかったけど)「それもたまにはいいかな~」なんて思いがチラついたこともありましたよ。
麻衣子さんも、ストレスから思わず口走ってしまっただけで、深い意味はなかったと思います。
そうでなければ、結婚式の画像をヘッダーに使ったままにしていませんよね?
麻衣子さんも日常生活のストレスを夫の鷹仁容疑者にぶちまけていて、何度か衝突はあったと思います。
こうした夫婦喧嘩は当たり前だけど、違ったのは鷹仁容疑者の反応で、普通のことが何倍もの苦痛に感じられたのかもしれません。
「殺害以外考えられなかった」というくらいですからね。
やっぱり他の人と感覚が違うと思います。
動機の一つに、体調を崩した妻との生活が耐えられない、といっていたということですが、奥さんはどこか具合が悪くなって不安定になっていたのでしょうか。
それなら、治療をしっかり受けさせるなど、何かしら手を尽くすことはできなかったのでしょうか。
自分に苦痛を与えるから抹殺するって、自己中心的以外の何物でもないですね。
弥谷恵美容疑者の動機
この事件が注目されたのは、エリート銀行員が妻を殺害した、というだけでなく、実の母親が息子の殺人を手伝ったという点です。鷹仁容疑者の母親恵美容疑者は、麻衣子さんの遺体遺棄を手伝ったとして逮捕されました。
そして、なぜ手伝ったのか、という動機について
「息子を守りたかった。助けたかった」と、供述しているとのこと。
息子はかわいいです。
苦しんでいたら助けてあげたいし、できるだけのことをしてやりたいというのは親心。
でも、子供の罪を隠し、ましてやそれに協力するというのは、歪んだ愛情の何ものでもありませんよね。
「マザコン親子か?」と、世間で囁かれても不思議ではないです。
弥谷恵美容疑者について
弥谷恵美容疑者は、茨城県我取手市の自宅に、夫とその母親と暮らしていたようです。自宅倉庫で食品関係の仕事をしていたという報道がありましたが、これは恵美容疑者の夫が2002年に設立した、食材販売や、飲食店経営の会社の役員のことだと思います。
遠赤外線オーブンを販売していて、そのアンテナショップも切り盛りしていたということです。
こうした経営に携わる仕事が合うのか、恵美容疑者は明るい性格だったようですよ。
また、息子に対しては、口うるさく過保護な面があったと言われています。
まあ、罪を犯した息子をかばうくらいですから、淡白ではないでしょうね。
義理の娘の命や孫、夫の立場よりも何よりも、息子が大事だったのでしょうか。
たとえ捕まったとしても、ママも一緒だから、という気持ちもあったのかな。
これはちょっと考えすぎかな。
動機は普通の感覚じゃ理解できないかもね
弥谷鷹仁容疑者やその家族、そして奥さんとの関係などについては、報道でしか知ることはできません。なので、その集めた情報を持っての意見ですが、「殺人以外に方法が見当たらない」というくらいまでのことだっただろうか。
そこまで追い詰めるなら、以前から兆候はあったはずですし、何かしら周囲は対応できたのではないでしょうか。
鷹仁容疑者の動機を聞いても、恵美容疑者の動機を聞いても
「なんで?」って思う面が強いので、もしかしたら動機は、普通の感覚じゃ理解出来ないものなのかもしれません。
事件が発覚した後、麻衣子さんのお父さんが取材に答え、悔しさをにじませていました。
相手が嫌だからといって殺すのは許されないことです。
それ以外に選択肢はなかった、というが、選択肢に入れるな!
もっといろんな方法があったと思います。
短絡的で自己中心的な事件ですね。
今回は、ということでした!
参考サイト:
https://www.asahi.com/articles/ASL7Q5J2SL7QUDCB016.html
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/517162
https://www.j-cast.com/tv/2018/07/20334263.html
http://www.sankei.com/affairs/news/180721/afr1807210017-n1.html
http://news.livedoor.com/article/detail/15045069/
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180720-00010010-fnnprimev-soci
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20180721/Gendai_476981.html